甲子園も近いことだし、オススメの高校野球漫画を紹介しますよ
こんにちは、オカモトシゲルです。
梅雨が明けたというのに梅雨の間より雨が降ったり、
イマイチすっきりしない天気が続いていますが、
今年もいよいよ甲子園が始まります。
そこで今日は、「高校野球」を題材にした野球漫画のオススメ9選をご紹介します。
以下選定する際のルール
・同一作者の作品は1つまで
・完結済と連載中の区別はしない
・作中で高校野球が取り扱われていればOK(プロだけ、などの作品は対象外)
・順位は付けきれなかったので、ゾーンで紹介。
1.作品一覧と分類分けの仕方
さて、早速ですが今回ご紹介するのは下記の10 作品です。
ただ並べ立てるだけでは能がないので、
ストイック⇄青春
リアル⇄ファンタジー
の軸でノミネート作品を分類分けしてみました。
リアル/ストイックゾーン
・ダイヤのA
・バトルスタディーズ
・ラストイニング
・ドカベン
ファンタジー/ストイックゾーン
・砂の栄冠
・MAJOR
リアル/青春ゾーン
・おおきく振りかぶって
ファンタジー/青春ゾーン
・ROOKIES
・H2
・青空エール
では、いってみよう!
2.リアル/ストイックゾーン
・ダイヤのA(連載中)
プロ野球選手にも多くのファンを持つ、現代高校野球漫画の代表格。
多くの作品が「弱小校が甲子園で優勝しちゃう」みたいな点でリアリティに欠ける作品となってしまう中、ダイヤのAはそもそも主人公が所属する高校を東京都屈指の強豪校と設定することで、設定に無理がないようになっています。
試合だけでなく、強豪校の日常風景も丁寧に描写。中学までは主力選手として活躍してきた選手たちでもベンチ入りすら約束されない厳しい環境の中、懸命に努力する部員たちが描かれます。
作中では西東京を舞台にしていますが、実在する高校をモデルにしたライバル校とその選手たちも魅力的。3年生を丁寧に描きすぎることで、勝手に「代替わりのジレンマ」と呼んでいる3年生の先輩引退後どうなってしまうのかと勝手に危ぶんでいましたが、上手に代替わりに成功。
週刊少年マガジンでも連載中の本誌はいよいよ夏の予選を間近に控え、佳境に入るところ。
・バトルスタディーズ(連載中)
作者が何とあの名門高校、PL学園の野球部OBということで話題になっている本作。
暴力事件などで出場停止になることも多く、実態が色々と噂されていたPL学園の内部事情がフィクションも混じっているとはいえリアリティたっぷりに描かれています。
理不尽すぎるルールと厳しい上下関係の中、躍動する登場人物に注目。恋愛禁止の掟を破って主人公には恋人がいますが、そんなこと微塵も感じさせないくらいのPL学園(作中ではDL学園)事情に惹きつけられます。
2017年8月現在、10巻まで既刊ですが、何と1年生の春季大会までしか話が進んでいません。
完結する頃には何巻の作品になっているのでしょうか…
・ラストイニング(完結/44巻)
あと1年で甲子園に出場しなければ廃部、という状況の高校・彩球学院に赴任した、同校OBの元インチキサラリーマンが、独自の野球理論を生かして選手たちを鍛え上げ、甲子園を目指すというストーリー。
「爽やか」「青春」「ひたむき」を禁句とするなど、よくある美しい高校野球像への逆張りが目立つ作品ですが、この作品の最大の魅力ポイントは試合の描写です。
難敵の攻略のための仮説を立て、立ち向かっていく彩球学院の選手たちを読んでいると、自分がベンチから試合を覗いているような臨場感です。
あと1年で廃部、新入部員なし、という設定を盛り込むことで、彩球学院の選手ひとりひとりをとても魅力的に掘り下げています。ワガママだけれど実力抜群のエース、家庭の事情に苦しむもストイックに野球に打ち込む4番打者、まではどの漫画でも描かれそうなものですが、チームのために自らベンチを外れて偵察メンバーに徹するいち選手まで、しっかりスポットを当てます。
野球漫画から逸脱しない程度にスパイスとして入ってくるマネージャーの青春要素もいい味出してます。44巻と揃えるには少々値が張りますが、オススメです。
・ドカベン(完結/48巻)
水島新司による高校野球漫画の金字塔。
山田太郎、岩鬼正美、殿馬一人といった魅力的でキャラ立ちしまくった登場人物たちが甲子園で躍動します。
山田太郎が高校野球通算.750打ってる、とか殿馬一人の秘打とか、ファンタジー要素満載なようですが、実は細かい野球規則の部分まで描いていたりします。
実際の甲子園でも「ドカベン走塁」と言われた済済黌高校のこのプレーが話題になりました。
1972年から連載された作品ということで、野球漫画としては古典になるかもしれませんが、絵柄に抵抗さえなければぜひ読んでいただきたい作品。
なお、1巻から読み始めるとなぜかしばらく「柔道漫画」が続きますのでご注意を。
(柔道編は正直読まなくていいと思います…)
3.ファンタジー/ストイックゾーン
・砂の栄冠(完結/25巻)
野球部の後援者であるトクさんから1000万円を預けられた主人公、七嶋が甲子園を目指すというストーリー。
作者は「ドラゴン桜」「インベスターZ」「銀のアンカー」などで有名な三田紀房。本作は一般的な高校野球漫画とは違う金と甲子園をテーマにした作品。
取材が綿密にされているようで、「甲子園の観衆を味方につける方法」やおそらく8号門クラブをモデルとした「甲子園のネット裏の常連さん」などが描かれている。
砂の栄冠を読んで甲子園を見ると、ブラスバンドの応援の見方など、ちょっと視点が変わること間違いなしです。
ファンタジー寄りにしたのは主人公の七嶋があまりにスーパーマンすぎる描かれ方をしているから。眉毛の細さでチームが分裂したり、大学への推薦を気にする登場人物など、高校生が等身大で描かれているという意味ではむしろリアルかも。
25巻で完結から分かる通り、昨今の野球漫画では稀有なくらい作品のテンポがいいところもオススメポイント。
・MAJOR(完結/78巻)
MAJORというタイトルですが、高校野球編までが面白いです。(結構共感してくれる人も多いはず)
幼稚園〜リトルリーグ〜中学野球〜高校野球〜と、主人公茂野吾郎の野球人生を描きます。
プロ野球選手の息子という恵まれたDNAを生かした超スペックから生み出すスーパープレー、畜生発言の数々、右肩壊して数年で左投手へ転向、などリアル野球漫画とは言えません。が、読み出すと止まらない魅力があります。海堂学園高校戦とその結末は数ある野球漫画の中でも出色の名試合でしょう。高校野球編は23巻〜46巻までです。
4.リアル/青春ゾーン
・おおきく振りかぶって(連載中/27巻)
野球部が新設された公立高校へやってきた野球少年たちの奮闘を描く作品。
ストライクゾーン9分割のどこがリアルやねんというツッコミの声が聞こえてきそうですが、作品中に散りばめられている要素は非常に参考になります。
例えば、X巻掲載の「食」についての話、X巻掲載の「メンタル」についての話、など。現役球児にも読んで欲しい作品。
この漫画をお勧めするのは野球をやってる子どもを持つお母さん/お父さんでしょうか。
試合中の1球毎に考えられる配球など、野球をやる側の目線でも描かれていますが、この漫画の特色は何と言っても「親目線」であること。各家庭での様子や、兄弟構成まで描かれていたりします。兄弟で同じチームだと良くないからシニアとボーイズでチームを分けた、とか、異常なほど細かいプロットが練られているようです。
描かれているキャラクターに嫌な奴はおらず、みんな美しすぎるくらいいい奴だらけです。
実情を知っている人ほどちょっと醒めた目で見えてしまうかも。
MAJORの畜生成分と足して2で割るくらいがちょうどいいかも。
5.ファンタジー/青春ゾーン
・H2(完結/34巻)
はい、出ました。あだち充の青春野球漫画の王道作品。
投手、打者の2人の主人公と、彼らを取り巻く2人のヒロインがとても魅力的です。
勝手にこの作品のメインテーマは「せつなさ」だと理解しています。
思春期が遅かったために、幼馴染を親友に紹介してしまった、思いを寄せても相手は違う人を見ていて、なかなか自分を見てくれない。。。せつなさ要素が満載です。
最終回は「H2 最終回 考察」でググると色々出てくるほど色々な解釈ができる最終回。
「タッチ」や「クロスゲーム」とは異なり、主人公やヒロインなど主要キャラクターは存命のまま最後まで描かれます。
国見比呂が155km/h投げるって設定、昔でこそファンタジーでしたが今は割と普通になりましたね。高校野球のレベルの進歩は本当にすごい。
ちなみに僕は二人のヒロインでは春華派です。
・青空エール(完結/19巻)
「先生!」「俺物語!!」などで有名な河原和音さんの作品。
メインテーマは野球ではなくむしろヒロインが所属する吹奏楽部の方ですが、高校野球要素があるのと名作すぎるので取り上げました。
甲子園で応援をしたくて、吹奏楽の強豪校に初心者で入学、入部した主人公が何度も挫折を経験しながら成長していく様子が描かれます。
熱血といえばスポーツ漫画という風潮がありますが、こんなに熱血な吹奏楽部漫画もないです。この漫画の素晴らしいところは、理解できない他者を、たくさんの経験を共有することで理解/尊重できるようになっていく様子が、登場人物の心の動きとともに丁寧に描かれている点です。
吹奏楽初心者で入部してきて、部内のルールを破ってしまった主人公。信頼を失ってゼロからどころかマイナスからのスタートでしたが、いろんな問題に正面から全力でぶつかっていくうちに、たくさんの人の信頼を得るようになります。
大人になってしまってからではなかなか感じることができない感情を揺さぶられます。泣けます。少女漫画なのですが、女性だけではなく男にこそオススメです。
いかがだったでしょうか。「高校野球」とテーマに縛りを入れた漫画紹介でした。
興味を引くものがあったらぜひ読んで見てください。
それでは、また。
Risng Sun Rock Fes 2018荷造りの様子をレポートします。
※2018.7.25更新
こんにちは。オカモトシゲル(@kamaoka8280)です。
Rising Sun Rock Fesには関東在住ながらかれこれ8年連続で参加してまして、2012年からはキャンプサイトも毎年とって、年々ビアサーバだのBBQグッズだのと拡張していってます。
勝手にキャンプガチ勢を自称していますので、RSRで初めてキャンプする人、そもそも初めて行くって人などには少しはノウハウを提供できるかと。
と言うことで、今日は来たるRSRに向けて荷造りをやりました。事前送付する荷物とパッキングの方法について書きます。持参するバックパックの中身はまだパッキングしていないのでまた後日。
本題に入る前に、遠方から参加のみなさん&ガッツリアウトドア予定の皆様、
荷物の発送期限、今年は8/2発送分で締切ですよ!
例年より2日ほど短いので、送り忘れないように注意してくださいね。
目次
- 1.手荷物発送サービスとは
- 荷物発送(往路)
- 荷物発送(復路)
- 復路の荷物発送で注意する点
- 2.今回僕が送る荷物
- 3.発送用荷物を作るコツ
- 4.注意事項
- 送れない種類の荷物について
- 発送期限
- 5.完成イメージ
続きを読む
何の役にも立たないチケット転売対策サービス「チケトレ」がむしろ害悪な理由
こんにちは。オカモトシゲル(@kamaoka8280)です。
本ブログでもいくつか書いたRising Sun Rock Fesの今年のチケットの通し入場券がなんと売切れになったそうです。
通し券売切れとなると椎名林檎などが出演していた2008年以来じゃないでしょうか。
夏になると必ず出てくるのが蝉と蚊、チケットが完売になると必ず出てくるのが転売ヤーです。
チケット界隈でも転売対策には頭を痛めているようで、出てきた標語がこれ、
「#転売NO」
オフィシャルサイトもありんす。
僕も音楽好きの端くれとして、チケット転売なんてクソだと思ってます。
関係者やミュージシャンの義憤もよーーーく分かります。
が、チケット転売の対策として我々消費者が唯一取りう手段である公式チケット転売サイト、チケトレが余りにクソ過ぎる。
こんなサービスなら何もしないほうがマシ。
こんな場末のいちブログがどうこうできる問題じゃありませんが、この転売対策サービス「チケトレ」がむしろ転売対策に対して害悪である理由を書きます。
目次
1.出品者に対してのメリットが何もない
何よりまず、チケットを出品している出品者にとってメリットが何一つありません。
定価以上設定 | 定価以下設定 | 取引手数料 | システム料 | 取引期限 | |
チケトレ | × | × | 10% | 324円 | 公演10日前まで |
チケットキャンプ | ○ | ○ | 8.64% | 380円 | 当日まで |
※1万円のチケット取引を想定
システム手数料などは取引金額によって上下するところがありますが、チケット転売界の巨人、チケットキャンプと比較するとチケトレの問題点は一目瞭然です。
以下、問題点
- チケットの定価「でしか」売ることができない
チケットキャンプでチケットがなぜ売れるかというと、市場価値を反映した値段になるからです。みんなが欲しがる人気チケットは、市場価値を反映した値段を定価に上乗せすることで利益が出ます。この利益を目当てにチケット購入する輩がいわゆる転売ヤーとなるわけですが、当然定価でも売れ残る公演だってあるわけです。
公演に行けなくなった出品者にとって最大のリスクは、チケットがただの紙切れになることです。紙切れになることを避けるためには当然市場価値を反映した値段まで値下げしなければ売れません。購入者にとっても、安く買えるなら安く買えるほうを選びます。チケトレは定価以上だけでなく、定価以下の値段設定も出来ないため、市場価値を反映した値付けができず、チケトレと比べて紙切れ化リスクが非常に高いサービスであると言えるでしょう。
- 後発サービスにもかかわらず高い手数料
フリマアプリの最大手であるメルカリは、出品者に販売手数料10%を求めていますが、楽天が運営するフリマアプリである「ラクマ」は後発サービスであるため、販売手数料は徴収していません。
こんな簡単な例ですが、いわゆる当たり前の話です。既にある市場に対して後発のサービスが挑んでいくためには、サービス内容で特色を出していくか、先行するサービスよりコストメリットを出すしか先行者からパイを奪い取る手段がありません。
にもかかわらず、チケトレはチケットキャンプより高額の強気な手数料設定を行っています。
「こっちはミュージシャンお墨付きの公式なんだから、チケットキャンプみたいな粗悪サービスより高くて当然」みたいな驕りが見て取れます。
- 厳しすぎる取引期限設定
ライブやコンサートに行けない事情って、割と直前に起きることが多いです。(仕事の都合や家庭の都合など・・・)
なので、取引はギリギリまで出来ること好ましいわけです。Twitterとかで個人間で取引すれば当日手渡しもできますね。
チケットキャンプはこれらのSNSを使った個人取引も競合と認識しているのでしょう。
取引期限は当日までだそうです。(どうやってんだろ・・・)
対するチケトレはなんと10日前!上で述べたように値段設定も変えられないため、定価で10日前までに売れなかった善意の出品者が、泣く泣くチケットキャンプに流れる構図が目に浮かぶようです。
上記3点で分かるとおり、チケトレは売るまでのハードルが高く、仮に売れても実入りが少ないサービスだと言えるでしょう。
何が転売をなくすだよ、夢見させるようなこと言うな!と小暮先輩もブチギレするレベルです。
参考までに現在(7.20 26:00)の両サービスの状況を。
チケトレ↓
チケットキャンプ↓
なんとチケトレの取引数はゼロ。
チケトレは定価だからすぐに売れてしまって一覧に表示されないんだ、という反論が出るかもしれませんが、もしそうだとするならばこんなにイケてない仕様もありません。
そもそも利用者が少ないのに、取引実績まで隠蔽してどうするんですか。
いつ来ても取引ゼロじゃ訪れる人もいなくなるに決まってます。。
ただでさえ来る人少ないだろうに、人を追い返すような仕様にしてどうするつもりなのか。
2.理念に対して賛同させておいて、その実態はぴあによる手数料ビジネス
何よりここが罪深い。
上でリンクを張った「#転売NO」のオフィシャルサイトでは、名だたるミュージシャンや音楽団体の名前が賛同者として列挙されています。
そりゃそうです。
チケットが取れずに困っているファンの姿や、その対応に悪戦苦闘する事務所スタッフを見たミュージシャンは誰だって、この「#転売NO」の理念に賛同します。
現に、賛同ミュージシャンの数多くが、2016年9月の時点でこの運動への賛同者としてリストアップされています。
そうした多くのミュージシャン、音楽関係者によるお墨付きを経て2017年5月にリリースされたのが上記のチケトレです。
僕がミュージシャンならこんなクソサイトで転売防止出来るわけないんだから賛同者リストから抜けたくなるわ。
前章で触れたとおり、まず出品者から取引手数料を頂戴し、返す刀で購入者からもしっかり徴収します。さらにはシステム手数料まで出品者、購入者からしっかり回収する抜け目のなさ。
双方から損をさせて肥え太るのはチケットぴあだけです。
取引手数料に至ってはチケットキャンプよりも高い始末。
本気で転売対策する気ねーだろ。
もう1度言いますが、ミュージシャンも音楽団体も「転売はいけないよね」という運動の理念に賛同しているわけであって、チケトレという手段に賛同しているわけではありません。
にもかかわらず、ミュージシャンも賛同しているという錦の御旗を振りかざして、先行するサービスより劣ったサービス内容で高い手数料を徴収しようとするチケットぴあ。
いくら錦の御旗を振りかざしても、火縄銃ではグレネードランチャーと戦うことはできません。
チケトレはこのまま高い手数料を掲げたまま、頓挫するのを待つばかりなのでしょうか。
ミュージシャンからすれば「#転売NO」のアクションに賛同し、チケトレという代替手段も講じたんだから、もうこの辺でいいだろう、とこれ以上に積極的な転売防止の手を打たないかもしれません。
チケトレの害の最たるものは、チケトレという有効でない手段が、ミュージシャン(主催者)側にとって「チケット転売対策をやったよ」というアリバイになってしまうことです。
3.仕組みが杜撰すぎて、転売を助長させかねない
Twitterなどでも指摘されていることですが、チケトレを使って定価で仕入れたチケットをチケットキャンプへ転売することで利益を出す、というような使い方ができてしまいます。
公式チケットトレードリセール「チケトレ」始動へ 転売問題を契機に #ldnews https://t.co/8zJsa20Up1
— Tetuya-taxi 厄年終了の筈 (@gamblertetuya77) 2017年5月10日
ダフ屋が、定額で買えて更に値段高騰するだけでは?
また、外部サービスで金額合意して、形式上チケトレを通すことでチケットの本人確認だけを確実にパスするような、チケットロンダリングみたいなことも出来てしまいます。
結局紙のチケットをやり取りするようなやり方では既存のチケット取引のサービスと同じで、転売防止の仕組みとして考えられたものとは言えません。
4.じゃあどうすりゃいいのか
散々チケトレをdisりまくって来ましたが、じゃあどうすればいいのか。
結局チケットキャンプに流れている出品者をチケトレに呼び込むしかありません。
現在は出品手数料の無料キャンペーンをやっているようですが、それだけでは流入は増えないでしょう。
金銭的なメリットを出品者に享受させられないので、
次にチケットを得られる機会を増やすというメリットを与えるアプローチが考えられます。
例えば
- 当該ミュージシャンのチケットの次回抽選での当選確率を上げる
- チケトレ経由でチケットを譲った場合、チケトレでチケットを購入する場合も優先して検索できる権利を得る
などなど。
幸運にも日本最大級のプレイガイドが作っているサービスです。
現在のような自社は全く痛みを負わず、
エンドユーザに転化するだけの姑息なサービスは一刻も早く改めて、
真に転売対策になるようなサービスに生まれ変わることを期待しています。
出品者からは全て定価+手数料でぴあが買い取って、リセールまで責任を持ってやりきる。「#転売NO」を掲げてこの問題に首をつっこむならこれくらいの漢気を見せてほしいものです。
普段から高い手数料ふんだくってんだからさ。
それでは、また。
横浜のディープな飲屋街、野毛に行ってみた。
こんにちは。オカモトシゲル(@kamaoka8280)です。
神奈川県民になって早1年。
ずっと気になっていた横浜のディープ飲み屋街、野毛についに行ってきました。
野毛マスターの先輩に案内してもらったんですが、その様子を主に写真でレポートします。
1個1個写真を見ないとお店の一覧がわからないのも不親切ですので、
今回訪れたお店の一覧はこちら。
1軒目:福田フライ
2軒目:もつしげ 野毛小路
3軒目:ホッピー仙人
4軒目:ウナ カサ デ グビグビ エルヌビチノ
5軒目:宮川橋もつ肉店
6軒目:翠葉 桜木町店
7軒目:野毛ハイボール
多くのお店で飲んでも1〜2杯で移動しました。
3人でだいたい9000円くらいでした。
某日16:30
桜木町駅のワールドポーターズとかの反対側に足を踏み出し約5分。ついに野毛の入口に。
17:00の開店と同時にほぼ満席になってしまう店も多く、野毛に飲みに行くならとにかく早いスタートが吉だそう。
こちらが福田フライさん。
お店の外から眺めると目立つような看板は一切なし。
まさかここが名高い名店とは。
今日の宴の始まりのビールと、辛めソースのフライを注文。
アジフライ、絶品でした。
2軒目
もつしげ
名物の塩もつ煮込み。
こんなに美味しい塩もつ煮込みは初めて!と言うくらいもつが大きくてぷりぷりで最高でした。
ドリンクは「本気で仕込んだレモンサワー」を注文。レモンが丸々1個入っているようなレモンサワーでした。
宮川橋もつ肉店を訪れるも、店の前にはすごい行列が。
方々の店でこのようなすごい行列に出くわしました。
酔い冷ましに公園の方まで歩きながら、対面から都橋商店街を。
橋の下には大量のクラゲがいました・・・
そうそう、ネットで見たら出てくるのがこの光景!
野毛に来たなーって実感。
3軒目
ホッピー仙人
いつ来ても満席で入れないと噂の人気店でしたが、運よく3人で入店できました。
仙人の人柄が素晴らしく、常連さんは1〜2人しかいなかったのに、みんなで盛り上がってました。
ホッピーはサーバの白黒、瓶の白黒とあり、僕らはもちろんサーバのホッピーを注文。
たまに飲む瓶のホッピーより、まろやかで口当たりが優しい印象。
キメの細かい泡は高級店のビールのようでした。
仙人の人柄なのか、集まるお客さんも気さくな方が多く、気がつけばみんなでおしゃべり。店を出る際には「行ってらっしゃい。また飲もうねー」と仙人。
話に聞いていた野毛のいい雰囲気を味わえるお店でした。
4軒目
ウナ カサ デ グビグビ エルヌビチノ
このあたりから気持ちよく酔っ払ってしまい写真が極端に少なくなります・・・
詰めて入っても10人くらいで満席になりそうなコンパクトな店内で、全国各地の色々なビールをいただけます。
レギュラーサイズとハーフサイズがありますが、ハーフサイズで色々なビールを楽しむのがオススメです。
変わり種、アップルふじを注文しましたが、ちょうど樽が切れてしまったとのことで、少し味見をさせていただきました。
宮川橋商店街で面白かったのが、お手洗いの件です。
この商店街は共用のお手洗いなのですが、各お店で鍵を貸し出しており、この鍵がないと入ることができません。衛生を保つための工夫なんですね。
5軒目
宮川橋もつ肉店(リベンジ)
先ほど人がいっぱいで入れなかった宮川橋もつ肉店へリベンジ。
今回もたくさん人がいましたが、運よくテラス席?お店外の立ち席を確保できました。
皿焼きレバーが感動の美味しさでした。
店内が混んでいることもあり、ドリンクのお代わりを注文するのも一苦労だったので、1杯飲んでおいとま。
すっかり夜になってました。
夕方とはまた一風変わった雰囲気。
金曜の夜だったこともあって、賑わってましたね。
6軒目
翠葉
すみません。写真がありません・・・
大ぶりの餃子が美味しかったんですが、それ以上にお客さんとの会話が印象的でした。
ベイスターズの某選手の社会人時代の上司の方だったらしく、いろんな裏話を聞かせてくれました(笑)
7軒目
野毛ハイボール
この日何度か訪れていたんですが、その度に満席で入店できず。
ラストトライで訪れてみると、なんと3人分の空席が。
この日のシメにふさわしい名店です。
「本物のモヒートを飲んだことがありますか?」に誘われ注文したモヒートですが、今まで飲んだ中で一番美味しいモヒートでした。
グラスの中に入ったライムとミント、それにすりこぎを渡され、自分ですりつぶすよう促されます。丁寧にすりつぶし、店主のハルさんに渡すと、クラッシュアイスでモヒートを作ってくれたのですが、思わず目が覚める美味しさです。
7軒ものお店をめぐり、気づけば終電。
気持ちよく家路につき、翌朝起きると、昨日食べた福田フライの強烈なニンニクの臭いがまだ口の中に残っていました(笑)
次の日に予定がある方は、辛めのソースではなく普通のソースをお勧めします。
いかがでしたでしょうか。
最初こそ頑張って写真を撮っていましたが、途中から飲んでて楽しくなってしまいました。
勤務地から少し距離もあるので、簡単には通えないですが、どのお店もまた訪れてみたくなるお店ばかりでした。
横浜を訪れる機会があったら、オシャレなみなとみらいエリアだけでなく、ディープな野毛エリアにもぜひ足を踏み入れてみてください。
それでは、また。
mac最適化アプリ「ライトクリーナー」が本当に神アプリだった件
こんにちは。オカモトシゲル(@kamaoka8280)です。
今日は最近macで買ってよかったアプリ、ライトクリーナーを紹介します。
もともと、前のMacBook Airではmagicianというアプリを使って不要ファイルの削除などの作業を行なっていたのですが、magicianが更新されなくなってしまい、
代替アプリを探していたところ、ライトクリーナーに出会いました。
有料のベストアプリに出るくらいメジャーなアプリなので、もうご存知の方も多いでしょうが、個人的には感動だった神アプリを紹介します。
1.ボタン一つで不要ファイルを削除、メモリを解放してくれる
ライトクリーナーを立ち上げると、メモリのパーセンテージ等がメニューバーに表示されます。
そこでMEM XX%の表示をクリックすると、画像の「Macの最適化」ウィンドウが立ち上がります。
おすすめポイントその1は、このウィンドウで簡単に不要ファイルの削除とメモリ解放ができる点です。
特にメモリについては、Macを使っていてメモリを圧迫しだしたなーという時にクリック2つで解放できます。
2.不要ファイル、大きなファイルなどが個別削除できる
「macの最適化」ウィンドウで[システムの最適化]ボタンを押すと、上の画像のウィンドウが立ち上がります。
[スキャン]を実施すると、上記のような画面を経て、大容量ファイルが一覧化され、個別に削除することができます。
どこのフォルダにファイルがあったとしても検索してきてくれます。
3.メモリ、CPUなど消費状況が細かに確認できる。
「macの最適化」の各項目には一律で、詳細表示のボタンが設定されています。このボタンを押すことで、各ステータスの詳細状況を確認できます。
CPUは余裕ですね。
普通にネット閲覧+ブログ書いたりするだけでこれだけ使うので、やっぱメモリ16GBにしておいてよかった。
おまけ.ユーザの意見を聞く姿勢がヤバい
どの画面でも、ヘッドホンをつけたニコニコマークみたいなのが出ていますが、あれを押すと、ご意見/ご要望画面が出てきます。
これほど常駐させなくてもいい気がしますが(笑)
いかがだったでしょうか。
UIもオシャレで有料で購入した甲斐のある神アプリ、ライトクリーナーのご紹介でした。
それでは、また。
Suchmosのライブチケットを確保する方法
こんにちは、オカモトシゲル(@kamaoka8280)です。
suchmosの新譜が発売され、同時にツアーも発表になりました。
過去何回もsuchmosのライブ抽選に申込み、そのたびに無惨に敗れてきた、「suchmos絶対当たらないマン」の僕自身の備忘のためにも、今日はsuchmosのライブのチケットの入手確率を上げる作戦について書きたいと思います。
suchmosとは
今更説明不要と思いますが、現在大ブレイク中、今最もチケットが取れないバンドです。
ロック、ソウル、ジャズ、ヒップホップからの影響を受けた音楽性を持つバンドである。
wikipediaにはこう書いてありますが、なんのこっちゃって感じですね。
個人的には、アシッドジャズ、R&Bの演奏にポップスの要素を乗せたバンド、というイメージです。
車のCMにも使われたSTAY TUNEが代表曲でしょうか。
それでは、さっそくチケット入手に向けて取りえる方法を確認していきましょう。
一般発売(入手確率0.1%)
オフィシャルサイトを訪れると、ライブスケジュールと共に一般発売日が記載されています。今回の''TOUR FIRST CHOICE LAST STANCE''は全公演8/26一般発売です。
が、一般発売でチケットを確保できる確率は激低です。
suchmosに限った話ではありませんが、多くのミュージシャンが後述するFC先行、HP先行などでチケットを事前販売しています。
どの程度の枚数を一般に回すかはミュージシャン次第ですが、少ない枠をとんでもない人数で奪い合います。ライバルには転売ヤーなども含まれます。e+やぴあはワザとやってんのかってくらい鯖落ちします。
やるだけ時間の無駄とまでは言いませんが、極力一般に回る前に確保したい。
一般発売にチケットを回さないのはなぜかと言うと、イメージ戦略もあるのかなと思ってます。「チケット即日完売!」とか「X分で即完!」とか、煽りを入れるためには売る枚数を減らすことが効果的ですから。
CD先行(入手確率10〜20%)
FCがない今、取りうる戦略で最も有効なのはこのCD先行でしょう。それでも入手確率はこのくらいでしょう。suchmosのTHE KIDSツアーのCD先行では、僕は友人含め6枚申し込んで全滅でした。(いずれも東京公演)
申込者の属性が男性、20代後半〜30代後半と偏っていたとはいえ、CDみんなで買ってここまで外してくれたのはsuchmosが初めてです(笑)
twitterでは余りの落選者の多さに「#サチモスチャレンジ」のハッシュタグが出来てたほどです。
姑息ですが少しでも確率を高めるための作戦としては、申込者の属性(年代、性別)をファンがたくさんいるボリュームゾーンから外すことはもしかしたら有効かもしれません。(10代前半の男性、とか、70代の女性とか…)
ぴあやe+の抽選システムのアルゴリズムはブラックボックスですが、来場者の属性を偏らせ過ぎないように、ある程度属性での当選確率の傾斜を設けている可能性は十分に考えられます。
HP先行(入手確率5%)
CD先行と同様、HP来訪者を対象にプレイガイドの先行を行うことがあります。
CD先行と異なり。CD購入者のフィルタリングがかからないため、より入手確率は下がります。親兄弟、友達をたくさん引き連れて申し込みましょう。
同一のPC、ブラウザで申し込むと不正と判断されて申し込み無効にされてしまうかもしれないのでご注意を。
今回のツアーはCD先行のみでHP先行の抽選はなさそうですね。前回のツアーでCD先行を落としまくってたので、今回はHP先行をなくしてCD先行の枠が増えているかもしれません。CD先行の抽選開始は7.10なので、まだCDを購入していない人、今なら間に合いますよ。
SNSで募る(入手確率0〜40%)
twitterなどで【譲ってください】と発信する方法です。運が良ければチケット余らせた人、同行者のキャンセルが入った人から譲ってもらえるかもしれません。
ネックは2点、1つは人目に触れないと当然機会が生まれないため、SNSで拡散してくれるフォロワーがいないと有効でないこと。リア充はどこでも得をします。2つめはまたしても属性によって大きく成功確率が変わることです。
身も蓋もない言い方をすると、あなたが若くて綺麗な女性ならこの手はかなり有効だと思います。自撮り写真を盛って今すぐtwitterアイコンをチェンジ!
あなたが僕のように歳を食ったおじさんなら、上手くいく確率は庭のビニールプールに釣竿垂らして鯛が釣れる確率とそう変わりません。やるだけ無駄なので札束握りしめてチケットキャンプへ行きましょう。
チケット二次販売業者(入手確率70%)
チケット転売である種の社会問題を引き起こしてるチケットキャンプで購入する方法です。
加担するのも嫌なのでリンクも張りませんが、チケットキャンプは金さえ積めば平等に購入機会があります。
当然値段は需給を反映したものになりますが。
オススメはしませんがどうしても行きたくて手段を選ばないと言う人には選択肢かと。
行きたい公演が都合よく出ているかどうかは運しだいなので入手確率は70%で。
IDチェックに引っかかって入場できない可能性もあるので、本人確認の有無などはチェックしておくべきですね。
2018.1.15追記
チケットキャンプが閉鎖になりました。
多くの人からヘイトを集めていましたが、高額転売業者と結託していたことが後から判明しましたね。本当にクズだったとは・・・
フェスに行く(入手確率ほぼ100%)
コレジャナイ感がありますが、ライブは見れます。
suchmosのような人気バンドは当然たくさんのフェスに出演します。
フェスのチケットの売切れはROCK IN JAPANくらいしか聞いた事がありません。早めにフェスのチケットを確保すれば、ほぼ100%ライブを見ることが出来ます。
気をつけるべきは各アクトの持ち時間ですね。下手したら30分とかなので。
くれぐれもsuchmos前のアクトから延々と場所取りして、twitterのハッシュタグで「#サチモス地蔵」がトレンド入りしないようお互い気をつけましょう。
※FC先行(入手確率20〜30%)
suchmosは現在FC(ファンクラブ)はありませんが、今後FCが出来ることがあれば、最も入手確率が高くなるのはFC先行でしょう。ライブのスケジュールななども一般に先駆けて公開されることが多いです。
なお、嵐だとかミスチルだとか、大量のFC会員を抱える大物ミュージシャンのライブだと、FC先行ですら確実に入手出来るとは限らないそうです。ここまでくるとあえて倍率低そうな地方公演に申し込むという金と時間がかかる手しか無くなります。都心一極集中ってホントクソだわ。
2018.1.15追記
Suchmosの2018年のツアー「YOU'VE GOT THE WORLD TOUR」のオフィシャル先行が発表されました!
今回は円盤の先行発売等がないため、オフィシャル先行に回される枚数が普段より多いと想定されます。1/19〜申込受付開始です。お忘れなきよう。
なお、関東公演はパシフィコ横浜国立大ホールのキャパ5000人×2日程です。
千秋楽かつ土曜日の4/28は高倍率が予想されます。
いかがでしたでしょうか。
意外にアプローチはたくさんあるので、最後にモノを言うのはどうしても行きたい、という気持ちなのかもしれませんね。
それでは、また。
こちらもどうぞ。