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Rising Sun Rock Festival 2017 フェスレポート

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こんにちは。オカモトシゲル(@kamaoka8280)です。

今年も年に一度の大イベント、Rising Sun Rock Fes 2017へ参加してきました。

全国的に冷夏が続いていますが、本当に苛酷な年でした・・・

twitterで実況してた様子なんかも含めて、当日の様子をレポします。セットリスト等演奏した曲目も書いているので、念のためご注意を。

 

 

 

 

 

1.RSR全体の感想、クイックレポート

まずは時間がない人向けに今年の全体の感想を。某掲示板の感想テンプレート引用させてもらいます。

 

【ベストアクト】

 

MONOEYES

アースを埋め尽くすお客さんがアクトを最高に盛り立てて、多幸感あふれる雰囲気。年甲斐もなくはしゃいで「My Instant Song」シンガロングしちゃいました。

雰囲気は演奏している側にとっても本当に良かったみたいで、細美が「ライジングは本当にいいフェス」「お前らみたいなお客さんの前で演奏できることがミュージシャンにとって幸せなこと」というようなMCを言ってました。

 

【よかったアクト】(出演順)

 

B'z

音圧ヤバい。さすがのヒット曲連発のセットリスト。まさにロックスターといった体でした。期待を裏切らない好演。

 

岡崎体育

とにかく面白かった。刺激されるポイントが音楽のライブというよりお笑いのライブというような気もしましたが・・・マネージャー美人。

 

ZAZEN BOYS

練りに練られたMATSURI SESSION。演奏そのものはいい意味でいつも通りの素晴らしいクオリティでしたが、最後に「自問自答」やってくれたのが最高。

 

Awesome City Club

本人たちにとっても「今年のベスト」「これまでで一番良かったかも」と手ごたえがあったようです。素晴らしい盛り上がりでした。

 

CORNELIUS

予習もまるでせず、ACCの帰りにちょっと覗いてくか、くらいのつもりでいたら圧倒されました。映像とピッタリリンクする音楽。堀江博久目立ってました。

 

Suchmos

今年の一番のお目当て。期待を裏切らない情熱的なライブでした。YONCEはスター性がありますね。

 

【よくなかったアクト】

 

なし。だけど強いて言うなら稲川淳二

ご本人の話がというより、夜のボヘミアンで大人し座って聴いているのが本当に辛かった・・・

 

【美味しかったご飯】

 

事前に買ってきてBBQで焼いたホタテと肉。

今年は売られているご飯についてはかなり残念でした・・・

売られていたのを食べた中で一番良かったのは「ゑびす」のオムそばかな。                            

 

【面白かった客】

Awesome City Clubで前列の方ですごいダミ声で「PORINちゃあああん!!」と叫んでたお客さん。

 

2.開催前〜北海道入りまで

今年は開催前から天気に翻弄されました。

原因は何と言ってもコイツ、台風5号です。

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画像を見ての通り、もともと気にも留めないような太平洋の遠くで発生した台風がフラフラと蛇行しながら日本へ近づき、危うくライジングサンの日程に直撃か、というところまで来ました。

今年の目玉大物出演者であるB'zは15周年の記念ライブに台風15号を直撃させたという前科があるため、非常にやきもきさせられました。

幸いにも開催前には温帯低気圧に変わってくれたのですが、それでも天気の面でも悪影響は避けられず、事前の予報では雨と曇の予報、それも確度Cで中途半端に期待を持たせる、という罪作りな天気でした。

 

僕は今年も開催日前日の8/10に会社を休んで、19時頃に新千歳空港へ到着。

昨年LCCで飛行機遅延しまくった結果、成田空港から自宅まで終電で帰るような羽目になったため、今年は往路復路ともに新千歳⇄羽田で予約。

 

前乗りしていた仲間たちとこの日はラムしゃぶを堪能。

https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1004112/

 

3.RSR1日目(8/11)

入場〜BBQ タイム

友人宅から、朝8:30頃出発。

買い出しを済ませて、入場列にちょうど9:30くらいに到着しました。

開場時間は10:00。心配されていた雨はまだ降っていなかったので、並ぶには涼しくてちょうどい気温。

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ライジングサンの入場待機列のあたりは、海沿いなこともあって砂浜のように柔らかい砂地のあたりで並んでいるので、入場の際にみんなが一斉に動いてカートを引くと、砂埃が凄いのです。毎年マスクを忘れて痛い目を見るのですが、今年はバッチリ忘れずに持参したため、快適でした。並んでいる人の多くが辛そうにタオルを口元に当てているので、サングラス+マスクを忘れないようにしてください・・・

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10時の開場後、だいたい30分くらいで入場ゲートへ。

ただいまライジングサン!

毎年テントサイトはヘブンズテントサイトのアース寄りで取ってます。

今年はトウモロコシテントサイトのこの辺りを確保。

rsr.wess.co.jp

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テントサイトへ到着し、事前の郵送で送っておいた荷物を引き受けに。

日本郵便のスペースで荷物を受け取るのですが、氏名のあ行、か行、さ行、というように名前によって列が分かれています。「あ行」「さ行」あたりは行列が長かったですね。来年荷物を郵送するときには空いていた列の名前で送ることにしようと思います。

今年の僕らのチームの装備はこんな感じ。

  • テント(4人用)
  • ワンタッチタイプのタープ
  • BBQ セット
  • 生ビールサーバ

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今年はサッポロクラシックをやめてヒューガルデンホワイトに。

ベルギービールをこんなに贅沢に飲むのも初めてでした。

15:00に開演するまでの間は楽しいBBQタイム。

どこでもライブをやっていないので、実はこの時間に芝生にゴロゴロしたり肉食べたりするのが一番時間に縛られず楽しい時間かもしれません。

 

ライブの感想など

この日は、10-FEET→B'z→雨のパレード→SANABAGUN.岡崎体育稲川淳二

という順番で見ました。

 

10-FEET

トップバッターは10-FEET。何年か前は大トリを努めていましたが今日はトップバッター。「俺らもB'z見たいねん」みたいなことを言っていました。

www.barks.jp

 

B'z

10-FEETのあとは今年の大物枠、B'z。

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僕もなるべく前で見たく、PA前のエリアまで移動。舞台転換の時も見ていたのですが、さすがはB'z。アンプやスピーカーも特注のようでした。

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稲葉さんはこの上に乗って腰を振ったりくねくねしていたりしました。

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 ギターの音圧やばかった。このアンプが大量に並んでました。

www.barks.jp

肝心のライブは流石の一言。いきなり「さまよえる蒼い弾丸」でスタートし、「裸足の女神」「イチブトゼンブ」など誰もが知るヒットナンバー連発。外国人バックバンドに従えてましたが、ベースもドラムも演奏激ウマでした。

「イチブトゼンブ」では2番の歌詞を少し間違えてました。

 

 B'zの終了後はしばらく休憩タイム。モッシュとかではないものの、密着するくらいの密度のエリアだったので少し疲れました。

 

雨のパレード

しばらく休憩して20:10〜def garageで雨のパレード。

 初めて見ましたが、new placeを聴けて満足。Change your mindも聴きたかったかな。

 

SANABAGUN.

雨のパレード終了後、レキシを見にサンステージへ移動するか、このままSANABAGUN.岡崎体育を見るかかなり迷ったのですが、そのまま残留してSANABAGUN.を見ることに。

意外に前まで行けて、3列目くらいで見てました。

 

アダルトでムーディーな歌詞&雰囲気の「HSU What」から始まり、

「板ガムーブメント」では岩間俊樹が板ガムを客席にばらまくパフォーマンスもみせ、「デパ地下」「人間」では客席を煽りまくり、スタジオ音源で聴いていたよりもライブの方がずっと良くて、楽しかったですね。間近で見て、Suchmosでもベースを弾く小杉隼太の存在感は半端じゃなかったです。

 

 

岡崎体育

SANABAGUN.が終わると後ろにいた人たちが一斉に前に押し寄せてきました。

後ろに下がるタイミングも逃して、そのまま前で見ていましたが、開演の相当前の段階でdef garagemから人が溢れかえっていたようです。

 岡崎体育はBASIN TECHNOとXXLしか聴いていなかったので、何曲も分からなかったのですが、にわかファンでも本当に楽しいライブでした。

wall of deathの準備までやらせておいて「危ないから」と一言も喋らず元の位置に戻らせる

・バラード調の曲を熱唱しておいて録音した自分ツッコミを入れる

・複雑すぎてできるわけがないコールアンドレスポンスを要求しておいて客にキレる

などなど、ありとあらゆる「ライブのお約束」を破壊していってました。

音楽のライブとしての感動というより、お笑いのライブを見ているような刺激がありました(褒めてます)

アンコールでは「Explain」を用意していたそうですが、観客からのアツい要望によって「感情のピクセル」に変更。

前列はモッシュが発生して大盛り上がりでした。

今後のフェスで見られるチャンスがある人、曲が1曲も分からなかったとしても関係なく楽しめるライブなのでオススメです。

 

 

稲川淳二

岡崎体育終了後は晩御飯がてら休憩して、この日最後のアクト、稲川淳二へ。

夜のボヘミアンガーデンまでの道のりは楽しいですね。

毎年祭りのやぐらが豪華になっている気がします。

 

#RSR17 #RSR_agata_q photo by @agata_q

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テントサイトからゆうに15分くらい歩いてボヘミアンガーデンへ。

思ったより空いていたのでステージ左手の藁のあたりに座り込んで見ることに。

語りはさすが、雰囲気を作るのが上手だったんですが、今年は気温が下がったこともあって寒くて気もそぞろでした。

 

稲川淳二が終わって帰る頃にレッドスターフィールドでスカパラのFriday Night Sessionがやっているのを横目に見て帰ってきましたが、チバユウスケが「カナリヤ鳴く空」を唄ったんですね。スカの歴史と書いてあったので知っている曲がなさそうと思って見に行かなかったんですが、軽く後悔しました。

 

 

4.RSR2日目~3日目朝(8/12~8/13)

ライブ開演まで 

毎年、2日目の朝は風呂チケットを買ったりせずに、ボヘミアンガーデンまで行って朝ごはんを食べたり、藁の上に寝転がって昼寝したり、のんびりして過ごすんですが、今年に関しては全くそんな余裕がありませんでした。

例年であれば暑さで目を覚ますのが、今年はテントに響く「ボツボツボツ」という大きな雨音で目を醒ましました。

目を覚ました瞬間に外に出る気をなくすくらいの大雨だったので、ほとんどテントの中に入って2度寝したりipodで音楽を聴いたりして過ごしてました。

12時前になったので小腹もすいてきてテントから這い出して見ると、大雨の爪痕がかなりあちこちに出ていました・・

 

僕はアーステント側のテントサイトだったので、アーステント横の草地に溜まった水を見て「沼地化してる」と思ってたんですが、後から思えばこちらサイドは全然天国なくらいの環境でした。

事前通販のグッズを受け取りにdef garage側に向かうとその惨状が徐々に明らかに・・・

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特にクリオネのテントサイトのあたりは被害が甚大に見えました・・・

こんな風な足元になっちゃったらおちおち二度寝もしていられないですね。

教訓:雨予報の時は足元に草が生い茂っているところにテントを立てる 

 

ライブの感想など

SCOOBIE DO

2日目のスタートはライジング愛に溢れるSCOOBIE DO。まだまだ雨がかなり強く降っていたものの、「こんな雨関係ないよな、エビバデー!」と煽りまくるシュウさんに煽られ、みんな雨合羽で楽しそうに踊ってました。

シングルを出すのはなんと13年ぶりだそうですが、新曲もファンキーで良かった。

朝からの雨でテンション下がり気味でしたが、だいぶ元気に。

 

フジファブリック

スクービーの後はレッド→レインボーへ流れてフジファブリックへ。

3人体制になってからの曲は正直「流線形」くらいしか知らず、ちょっと心配してましたが、4人体制の時代の曲も「銀河」「surfer king」「sugar!!」「若者のすべて」とどんどん盛り込んで演奏してくれました。

以前も3人体制のフジファブリックのライブを見ていた友人曰く以前は4人体制の時代の曲をあまりやらなかった、とのことなので、良い意味で全キャリアの中での代表曲を演奏する気持ちになっていたのでしょうか。

特に「Sugar!!」はWBC2009の公式テーマになっていて、2009はちょうど大学最後の年で色々思い出深かったので、グッときました。

 

ZAZEN BOYS

フジファブリックを見た後はしばらくご飯を食べながらネバヤンを横目で見たり、テントで残った肉を焼いたりして休憩。

 

17:30〜def garageでのZAZEN BOYSへ。開演10分くらい前にdefに着いたらもうテントの中はぎっしりでした。

数年前にはワンマンにもよく行っていたのですが、最近はご無沙汰だったので久しぶりのMATSURI SESSION。今日のセットリストはZAZEN BOYS1〜2くらいの昔の曲が中心でした。「Fender Telecaster」「COLD BEAT」「Himitsu Girl's Top Secret」などなど。

COLD BEATの途中で泥沼にズボッとハマってました。def garageの目の前がリアルに泥沼状態だったので思わず笑っちゃいました。演奏時間ギリギリで「破裂音の朝」を演奏しだしたので、これで最後かと思ったら最後の最後、「自問自答」をやってくれました。

ZAZEN BOYSにハマったきっかけの曲。久々のMATSURI SESSIONを堪能しました。

www.youtube.com

 

久保田利伸(途中まで)

ZAZEN BOYSの終了後、そのまま横に流れてサンステージの久保田利伸へ。

開演10分前くらいに着いたのですが、意外に空いてました。この時間のアクトの被り本当にひどかったからな・・・分散したのでしょう。

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開演時間が来ると、ステージに外国人のバンドメンバーやコーラスのメンバーが現れてセッションを開始。このセッションがちょっと長めだったので、ライジングに毎年参加されている方は「玉置浩二の悪夢」を思い出したことでしょう。

心配は杞憂に終わって、久保田利伸はセッション後に姿を現し、安堵の完成。

そして歌い出したのがこの名曲!

www.youtube.com

歌い出しが本当にこのまま。圧倒的な歌唱力に感動。

残念だったのが近くの人がカメラでステージをパシャパシャやっていたこと。こんな素晴らしいステージを目の前にしてなんでスマホ越しに見ようとするのか理解に苦しみます。

1曲目が終わるとセッションのドラムとベースをBGMにしてMCへ。

「パーティーピーポー」を連呼してました。

「昨日北海道に入って、石狩鍋を食べました。シャケが入っていました。シャケナベイベー!」と軽くギャグを飛ばして次の曲「Bring Me Up!」へ。

LA LA LA LOVE SONGとは打って変わってファンキー。

3曲目、北海道出身の大物、松山千春のカバー「大空と大地の中で」をバックにアーステントへ移動。

 

MONOEYES

アーステントへ着くと、横から見る車椅子ゾーンの方までいっぱいのお客さん。

なんとかテントの中へ潜り込んでMONOEYES待ち。

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 開演時間ぴったりにメンバーが現れ、

「こんばんはMONOEYESです!」と一声。1曲目から「When I was a king」。

アーステントが割れんばかりのハンドクラップと前が見えなくなるくらいのダイバーたちで溢れてました。

ノーMCで「Borders & Walls」を披露した後、「This is my Fuckin' Instant Song!」と叫んで披露された「My Instant Song」で会場中がシンガロング。

のっけからフルスロットルで飛ばしたこともあってか、この日のMONOEYESのお客さんはボルテージがすごく高くてまるでワンマンみたいな雰囲気でした。

MCでも「お前らみたいな客の前で演奏できることがバンドやってる人間にとっての幸せ」だとか、「ライジングサンは本当にいいお客さんが集まるフェスだ」みたいなことをずっと言っていて、メンバーみんな楽しそうに演奏してました。

あと、あくまで個人的な意見と言いながらも「痴漢を見つけたら袋叩きにしていい」ともw

セットリストもDim The Lightsからの新曲と、1stからの盛り上がる曲を織り交ぜたセットリストでした。

クライマックスの「Run Run」ではこの日一番多いダイバーがフロントエリアを埋め尽くしてました。それにしてもあんなにダイバーがポンポン飛んでて、下の人たちは大丈夫だったんでしょうか。

終盤、「Two Little Fishes」の前には、「2匹の魚がずっと一緒にいるように、歳をとって爺さんになってもよろしく」のようなMCをしてました。

後からエゴサしてもこの日のMONOEYSはすごくいいパフォーマンスだったみたい。個人的にもベストアクトでした。

 

 

 

 

 

Awesome City Club

 毎年21:00に花火が打ち上がるのを見てから揃ってライブが始まる21:00。

 

今年はACCを選びました。直前にレインボーに向かったので、もうテント内パンパンかと思いきや、意外に中に入れました。ウラが[Arexandros]だったのも要因かもしれませんね。

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ライブはいきなり「Don't Think Feel」からスタート。PVの雰囲気からしてレインボーシャングリラにマッチするだろうなあと思ってましたが、完全にハマってましたね。

www.youtube.com

3曲目にはいきなり「アウトサイダー」を披露するなど、惜しみなく代表曲を突っ込んでくるセットリストに見ている方もヒートアップ。

曲間になると「PORINちゃああああん!!」と何度も叫んでる面白いお客さんもいました。どこかのMCでatagiが久保田利伸「LA LA LA LOVE SONG」をワンフレーズだけ歌っていました。思い入れのある曲だそうです。

新曲の「ASAYAKE」はこのライブで初聴でしたが、初めて聴いても歌いやすいキャッチーなメロディーはさすがACC。

この日のライブはメンバーにとってもすごく手応えがあったようで、atagiくんはMCで「何年か前対バンイベントで来た時にはお客さんも少なかったけど、今日は届いているな、って感じる」という意味のMCをしてました。

 

 

 メンバーたちがエゾロッカーとライジングサンを大絶賛。

 オーサムの歴史でベストライブとか言っちゃっていいんでしょうか。笑

 

CORNELIUS

正直コーネリアスはアルバム出したこと知ってたくらいで、曲も1曲も知りませんでした。1回テントに戻るのにちょっと覗いてみるか、くらいの軽い気持ちだったんですが、映像と音源の半端じゃないリンクっぷりとバキバキのサウンドにやられて、その場でずっと立ち尽くして見てました。

水滴の音とリンクさせた曲とか、どの曲もめちゃくちゃかっこよかったんですが、この曲が最高でした。

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映像はceroが以前ライジングでコラボしてたvideo tape musicの映像と雰囲気が似てました。

 

Suchmos

今回のライジングサンの1番のお目当て、Suchmos

裏がホルモンとはいえ、かなり人が集まりそうだと踏んだため、早めに行って待機。

セトリなどは自分の実況ツイートから。慌てて書いたからYMMがYNMになってる・・・

 ツイートで触れられなかったところとして、THE BAYの頃の曲はどれもリアレンジされてました。「YMM」はFCLS LIVEでも演奏していた曲終盤にサンプリングが入ったバージョンで、「Arlight」はもともとハードな曲ですが、原曲よりもさらに歪んだギターのリフが前面に出た曲にアレンジ。曲の間奏に「SEAWEED」のフレーズを混ぜてました。

「TABACCO」「SNOOZE」「OVERSTAND」はほぼCDのアレンジ通り。「GAGA」は間奏でのセッションを長めにとるバージョン(THE KIDSの特典DVDと同じ)で演奏してました。

 

ステージングはさすがに堂に入ったもので、レッドじゃもう狭すぎるなと感じさせるくらいでした。印象的だったのが、最後の「OVERSTAND」のMC前にYONCEがメンバー一人一人にハイタッチのような感じのアクションを取ってたことですね。

いいパフォーマンスができた!っていう充実感なのか、いずれにしてもメンバー間の仲の良さを感じました。

 

くるり

今年の大トリはくるり

北海道のフェスなのに「鹿児島おはら節」でスタート。

なんというか、さすがひねくれ者・・・

ですが、その後はヒット曲を多めのセットリスト(「虹」「ワールズエンド・スーパーノヴァ」「ばらの花」)でやってくれました。

MCは何というか、岸田節が全開でしたね。「もう眠いから淡々とやってました」「次はもうちょっと早い時間に呼んでもらって、ライブ終わったら裏でケータリングのジンギスカン食べたい」とか。

僕も上海蟹食べたい。

気取らない温度感がくるりのいいところですが、どんより曇り空の下だったので、もう少し熱量があっても嬉しかったかも。

アンコールは「スーパースター」で今年のRising Sun Rock Fesが全て終わりました。

 

5.終演後

 終わってしまった・・・という喪失感いっぱいでテントまでトボトボ帰っていると、祭り太郎が元気に朝のラジオ体操やってました。

抜群のタイミングですね。ちょっと元気でました。笑

 

仮眠を少し済ませて、テントの撤収にかかろうとしたところ、またしても雨に降られました。

乾いた頃に片付けしたかったのに・・・

今年のライジングサンは2010以来の水難フェスでしたね。

夜のうちに片付けができなかったのか、例年は仮眠して起きるともうほとんどのテントがしまわれて、みんな退場した後で寂しい感じなんですが、今年はたくさんの人がそのまま会場に残ってました。

BBQのセットを片付けたり、衣装ケースに帰りの荷物を詰め込んで郵送で送ったり、後片付けを済ませて家路へ。

入退場ゲートの水溜りは解消されておらず、少しでも水溜りがないところを退場していく人たちが列をなしていて、難民の移動のようでした・・・

エスさん、来年もし雨降ったらせめて水溜りの縮小に向けて手を打ってもらえないでしょうか。

 

その日中の飛行機で関東に戻り、今年も年イチの大イベントが終わってしまいました。

エゾロッカーの皆さん、また来年会いましょう。