東大が15年ぶりに勝ち点取ったので、2002年のスポーツ界を振り返ってみる
東大がなんと15年ぶりに東京六大学野球の勝ち点をゲットしました。
僕が大学生だったときは六大学の東大といえばシーズンで1勝もできなくて当たり前のような状態だったので、法政大相手に連勝で決めるなんてまさに快挙ですね。
勝点をとるのは15年ぶりとのこと。
なので、2002年の野球、スポーツ界隈で何があったか振り返ってみました。
3年ひと昔といいますが、たしかに歴史を感じる・・・
東京六大学野球
まずは東京六大学野球から。
2002年秋のシーズンで東大が勝ち点を上げたのは、対立教戦です。
当時東大には、松家卓弘という後にプロにも進むエースがいたのですが、公式記録を参照する限り、勝ち投手は彼じゃなく、2試合とも風岡という投手でした。
東大対立大戦の3戦のそれぞれのスコアはこんな感じ。
第1戦:東2 - 1立
http://www.big6.gr.jp/game/league/2002a/2002a_tr1.html
第2戦:立14 - 4東
http://www.big6.gr.jp/game/league/2002a/2002a_tr2.html
第3戦:東2 - 1立
http://www.big6.gr.jp/game/league/2002a/2002a_tr3.html
なお、この年近辺はエースに和田毅、主軸に青木宣親、鳥谷敬を擁する早稲田大学の黄金時代でした。
早慶戦のスターティングメンバーは9人中7人がプロ入りするという凄さです。
1 二 田中浩康(→ヤクルト)
2 中 青木宣親(→ヤクルト)
4 三 比嘉寿光(→広島)
5 左 伊藤貴
6 一 武内晋一(→ヤクルト)
8 捕 坂本康朋
日韓ワールドカップ
2002年のスポーツ界におけるビッグイベントといえば、これは外せませんね。
日韓ワールドカップです。
僕は当時中学生でしたが、大げさじゃなくて日本中大騒ぎでした。
携帯電話の画像でみんな海外サッカー選手の画像持ってましたね。
決勝戦はブラジルとドイツの対戦が、日産スタジアム(横浜国際総合競技場)行われ、ブラジルが優勝しました。
日本代表は開催国として、代表の歴史で初めてW杯ベスト16、韓国代表は疑惑の判定もありましたが歴代最高のベスト4。
この2002年の日本では野球よりサッカーに話題がたくさんあった年ですね。
2002年のプロ野球
セ・リーグ順位表
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 読売ジャイアンツ | 86 | 52 | 2 | .623 | - |
2位 | ヤクルトスワローズ | 74 | 62 | 4 | .544 | 11.0 |
3位 | 中日ドラゴンズ | 69 | 66 | 5 | .511 | 15.5 |
4位 | 阪神タイガース | 66 | 70 | 4 | .485 | 19.0 |
5位 | 広島東洋カープ | 64 | 72 | 4 | .471 | 21.0 |
6位 | 横浜ベイスターズ | 49 | 86 | 5 | .363 | 35.5 |
パ・リーグ順位表
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 西武ライオンズ | 90 | 49 | 1 | .647 | - |
2位 | 大阪近鉄バファローズ | 73 | 65 | 2 | .529 | 16.5 |
福岡ダイエーホークス | 73 | 65 | 2 | .529 | 16.5 | |
4位 | 千葉ロッテマリーンズ | 67 | 72 | 1 | .482 | 23.0 |
5位 | 日本ハムファイターズ | 61 | 76 | 3 | .445 | 28.0 |
6位 | オリックス・ブルーウェーブ | 50 | 87 | 3 | .365 | 39.0 |
読売ジャイアンツ○○○○
読売ジャイアンツが4勝0敗で日本一
箇条書きでまとめると
- 松井秀喜が巨人在籍。シーズンMVP
- 松坂大輔、上原浩治もMLB渡米前。日本シリーズの初戦で投げあう
- 桑田真澄がまだ現役
- 松井稼頭央が西武ライオンズ在籍。
- 新人王がヤクルトで現役を続けている石川雅規
- 横浜ベイスターズ、TBS 体制初年度
これはなかなか歴史を感じますね・・・
東大が強くなることで、東京六大学のレベルも上がっていくので、
次は15年後と言わず、すぐにでも勝利を期待したいものです。