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2017 夏の甲子園 第2日目 予想と展望

こんにちは、オカモトシゲルです。

第2日目の予想と展望です。予想していて気がつきましたがこの日は北関東祭りですね。

 

 

第1試合

作新学院(栃木) - 盛岡大付(岩手)

 

作新学院

盛岡大付☆☆

 

作新学院有利と予想します。

昨年優勝校の作新学院。昨年は絶対的なエース今井達也に加え、投手としても一流の主軸打者入江大生を要して全国優勝しましたが、今年はその時のチームに比べれば小粒な印象です。それでも今年も上位進出の有力校に変わりありません。

予選では150キロ右腕を要する青藍泰斗と3-2の接戦を演じたのを除き、全ての試合で5点以上の得点を重ねてきました。3番を打つ鈴木萌斗は予選の打率.565、盗塁8と走攻守揃うプロ注目の好選手です。

対する盛岡大付も、今大会注目の好チーム。選抜で8強まで勝ち残った経験もあり、地区予選では全試合で6点以上を上げて圧倒的な強さで勝ち進んできました。(最小の点差が3点差)

共に地力のある両校ですが、勝負を分けそうなのは地区予選の経験か。

作新学院は予選もかなり厳しい戦いを勝ち上がってきましたが、盛岡大附は大量リードの中で比較的余裕を持ちながら勝ち進んできた印象が強く、接戦を経験していないことが甲子園の初戦でどう出るか。

大会第4日目が注目されていますが、この対戦カードも1回戦では指折りの注目カードです。

 

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第2試合

松商学園(長野) - 土浦日大(茨城)

 

松商学園☆☆

土浦日大☆☆

松商学園有利と予想します。

共に打のチームです。とりわけ土浦日大は予選総得点が63点と、出場チームの中でも最多。決勝ではプロ注目投手を擁する霞ヶ浦と壮絶な死闘を繰り広げて甲子園まで勝ち上がってきました。松商学園も足を絡めながら効率的に得点を重ねる、攻撃のチームです。

チームカラーは似通った部分のある両チームですが、守備面に差が見られます。

松商学園が予選でのチームエラー数が4、与えた四死球が22なのに対して、

土浦日大はチームエラー数が12、与えた四死球が29とかなり多めです。

これは自分の持論ですが、土のグラウンドかつ平常心でいられないような大舞台の甲子園では、例外はあるものの安定した守備力がモノを言います。

余計なミスから得点を与えてしまう連鎖が起きないといいのですが。。

土浦日大の勝ち方としては、何としても早いイニングから点を取り、打ち合いに持ち込むことでしょう。

 

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第3試合

前橋育英(群馬) - 山梨学院(山梨)

 

前橋育英

山梨学院☆

北関東対決ですが、前橋育英有利と予想します。

根拠は圧倒的な投手力

140キロを超える球速を持つ投手を4人抱えます。特にエースの皆川喬涼は最速149キロの速球を誇り、26イニング投げて奪三振はイニング数を超える30、四死球はイニングの半分以下の8と指標の面でも優秀です。控えの他の投手も力があり、一発勝負の高校野球ではエースの調子が悪かった時に換えが効くのは何よりの強みです。

対する山梨学院は昨年の秋季大会、今年の春季大会、そして選手権と県内公式戦では負けなしです。特筆すべきはチームエラー数が2という堅守。

どちらのチームも守りに特色を持ち、3-2、4-1くらいのスコアで前橋育英が有利と見ています。

 

 

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第4試合

日大山形(山形) - 明徳義塾(高知)

 

日大山形

明徳義塾

明徳義塾が有利と予想します。

選抜では馬淵監督も自信を持つほどの仕上がりのチームながら、あと1アウトに泣きそう実を相手にまさかの敗戦。悔しさをバネにしっかり県予選を勝ち上がってきました。

とはいえ、ドラフト候補の中軸、西浦颯大が予選の打率.176と絶不調。チーム打率も.319とそれほど高くありません。にもかかわらずここまで差をつけて明徳有利とするのは、明徳義塾の圧倒的な初戦の強さからです。

2015年に選抜優勝の敦賀気比に敗れるまで、夏の初戦は16連勝中。勝率は9割を優に超える強さです。恵まれた戦力でなくても気がつけば勝ってる、そんな強さを伝統的に持っているチームです。

対する日大山形は2013年にベスト4まで勝ち進んだ時以来の出場。チーム打率.377と打撃もいいですが、チームエラー数が合計3と安定した守備力で守りからリズムを作ってきました。

スコア予想はちょっと想像がつきませんが、最終的には明徳義塾がそつなく勝ちを拾う、という展開になりそうです。