2017 夏の甲子園 第3日目 予想と展望
こんにちは、オカモトシゲルです。
第3日目の予想と展望です。作新学院が初戦で散るとは・・・ちょっと盛岡大付の平松くんを過小評価していたみたいです。予想の振り返りはいずれ。
第1試合
木更津総合☆☆☆☆☆☆☆
日本航空石川☆☆☆
木更津総合有利と予想します。
木更津総合のストロングポイントは何と言ってもエースの山下輝。
千葉県予選では42イニングを投げて奪三振47、四死球は11と抜群の成績です。
昨年のエースで現早大の早川くんと比較しても遜色ないエースに成長しました。
打線も昨年の経験者が上位打線を打ちます。ショートの峯村は186cmの大型ショート。
千葉県予選の準決勝では好投手金久保くんを打ち崩して勝ち上がってきました。
7試合を戦って失策数も4つと守備にも破綻がなく、エースが不調に陥るパターン以外はほぼ死角なしの強さです。日本航空石川としては山下くんをなんとか打ち崩したいところ。
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第2試合
開星(島根) - 花咲徳栄(埼玉)
開星☆☆☆☆
花咲徳栄☆☆☆☆☆☆
花咲徳栄が有利と予想します。
昨年は元広島の好投手、高橋昴也を擁して3回戦まで進出しました。これで埼玉県勢初の3年連続出場。県予選では浦和学院もしっかり下してきました。
投手力は昨年には及ばないものの、昨年も甲子園を経験した綱脇、清水が今年も健在。エースナンバーの清水は最速も149キロまで伸びている模様。
今年の注目選手は3番、レフトを打つ西川愛也。肩を故障しているとの噂もありますが、県予選で打率.500、4本の打力は要注目。
対する開星は県予選で35 2/3イニングを投げて9四死球と制球のいい左投手、中村の出来が鍵になるでしょう。花咲徳栄の上位打線には左打者が多いため、上手くハマってロースコアに持ち込めれば勝機が見えてきます。
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第3試合
聖光学院(福島) - おかやま山陽(岡山)
聖光学院☆☆☆☆
おかやま山陽☆☆☆☆☆☆
聖光学院が有利と予想します。
県予選の成績だけを比較すると非常に似通った両チームです。
チーム打率は聖光学院が.387に対しておかやま山陽は.386、チーム失策数は両チームともに3と、堅守が売りにできるチーム同士です。
差が出てきそうなのが投手力。聖光学院が合計失点数6なのに対して、おかやま山陽は16。
県大会11連覇中と甲子園での経験も豊富な聖光学院が有利でしょう。
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第4試合
早稲田佐賀☆☆☆
聖心ウルスラ☆☆☆☆☆☆☆
聖心ウルスラ有利と予想します。
九州対決。初出場の早稲田佐賀は予選総得点が23点とかなり少なめ。投手陣は2人の左投手を中心に回していますが、絶対的なエースは不在で、この点も不安が残ります。
対する聖心ウルスラはエースの戸郷の県予選の成績が優秀です。37イニング投げて被安打24、奪三振はイニングを上回る45、四死球はイニングの半分以下の14です。チーム失策も6試合合計で4つと綻びは見られません。
スポーツ紙の予想では両校ともにC評価とする見解が多いですが、個人的にはチーム力には差があるのではないかと思っています。