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2017 夏の甲子園 第4日目 予想と展望

こんにちは、オカモトシゲルです。

第4日目の予想と展望です。

優勝校、実力校が目白押しの超注目日です。甲子園まで観戦に行かれる方、中央特別自由席に入りたかったら始発で行くことを覚悟したほうがいいでしょう。

 

 

第1試合

広陵(広島) - 中京大中京(愛知)

 

広陵

中京大中京☆☆☆☆

中京大中京が有利と予想します。

1回戦でも屈指の好カード。

広陵のバッテリーはともにU-18の日本代表候補、かつ捕手の中村くんはドラフト上位候補と目される好選手です。

対する中京大中京は力が劣らない投手を4枚揃えて、6試合の県予選を合計7失点で切り抜けてきました。打つ方では4番の鵜飼は高校通算56本塁打スラッガーです。

中村くんは県予選で.176、鵜飼くんは.190と注目されながら苦しんできました。舞台を甲子園に移し、休養も十分でどちらが本来の力を発揮できるか。

両校ともに選手権の出場回数が20回を超える名門校同士が初戦で当たってしまうのは勿体無いようですが、見逃せない好カードです。

 

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第2試合

横浜(神奈川) - 秀岳館(熊本)

 

横浜☆

秀岳館☆☆☆☆

秀岳館が有利と予想します。 

第1試合に続き、優勝候補同士が初戦でぶつかることになりました。

守りの秀岳館と攻めの横浜、という位置付けのゲームになりそう。

横浜の中軸は県予選打率.600、本塁打5本と文字通り圧倒的な力を見せつけてきた4番の増田くん。1年生の頃から1番ライトで出場していましたが、3年生になって圧倒的な存在になってきました。

対するは秀岳館の好投手2人。ともに145キロを超える速球を持つ田浦、川端の両投手です。秀岳館はチーム失策数も合計3つと、守りからリズムを作れるチームです。

両チームのウィークポイントも裏返し。横浜高校は投手陣が下級生中心、かつチーム失策は6。試合数も多いとはいえ、人工芝のプロ球場を使っての失策数としては少し多めです。

秀岳館は昨年九鬼、松尾、天本と超高校級の打者を並べていたのと比較すると、今年のメンバーは長打が少なく小粒な印象。

チームカラーも対照的なこの対戦カード、1回戦の中でも最も見逃せない1戦です。

 

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第3試合

興南(沖縄) - 智弁和歌山(和歌山)

 

興南

智弁和歌山

興南が有利と予想します。

興南の注目選手は1年生ながら全国優勝の時の島袋と対比して語られるサウスポー。

U-15日本代表経験のある好投手です。投手を盛り立てるようにチームの守りも素晴らしく、6試合の県予選での失策数はわずか2。余計なミスから相手にチャンスを与えることはなさそうです。

対する智弁和歌山の特色は県予選.399の強力打線。4番保守の蔵野は.625の高い打率をマークしてきました。ただ、決勝の紀央館との試合でも接戦を演じるなど、強い時の智弁和歌山の打線のような迫力は感じません。

 

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第4試合

大阪桐蔭(大阪) - 米子松蔭(鳥取)

 

大阪桐蔭☆☆☆☆☆☆☆

米子松蔭

大阪桐蔭が有利と予想します。

選抜覇者の大阪桐蔭は今季も圧倒的な戦力。府予選は8試合と長丁場でしたが、総得点77、打率.399と打力で圧倒。エースの徳山は投球イニング数39に対して被安打こそ35と多いものの、四死球数は8と余計なランナーは与えません。

控え投手の根尾、柿木、横川はいずれも他のチームならエースナンバーを背負っててもおかしくない、まさにプロ予備軍のタレント軍団です。

米子松蔭としてはとにかく目の前のイニングを無失点に抑えることを考え、好球必打で向かって行くより他がありません。

好ゲームになってくれるといいのですが・・・