山下達郎 Performance2017@2017.04.29@神奈川県民ホール ライブレポート
こんにちは。オカモトシゲル(@kamaoka8280)です。
先日Performance2018のレポートを上げたところ、思ったよりたくさんの方に読んでいただけているようなので、2017のレポートも公開します。
嘘です。下書きとメモのまま手がつかず放置しちゃってましたが、今思い返すといいライブでした。
もちろんネタバレだらけですので、今更注意する人もいないと思いますが念のため。
1.入場まで
さて、僕が参加してきたのは、山下達郎ファンの中でもチケット入手困難、いつも盛り上げるいい会場として知られる(?)神奈川県民ホールの2日目でした。
開場の2時間前くらいに到着したところ、既に長蛇の列。
本人確認の列と、入場列は別になっていました。
グッズの事前販売をしていることは知っていたので、グッズ販売の列へ。
列というほど並んでおらず、すぐに入ることが出来ました。
グッズ購入後、今回のツアーのポスターが掲示されていたので撮影。
グッズはTシャツ、タオル、パンフレットを買いました。
列に並んで10分くらいで本人確認。
結構しっかり確認されました。今回のツアーでも不正チケットによる入場防止の為に手をつくしていたみたいで、某有名掲示板いわく入場させなくてトラブルになっているのを見た、という目撃情報も。僕の周りは平和でした。
免許証の写真とだいぶ変わってるので何か言われるか不安でしたが、何事もなくリストバンドをつけてもらえることに。
リストバンドは付ける腕まで指定されました。2デイズの場合は初日左手、2日目右手、というような形でリストバンドのつける腕を変えているのでしょうか。
山下公園でしばらく休憩するも、特にやることもなかったので、開場の30分前には入場列へ。
入場列に何でこんなに並ぶんだろうと思ったら、開場後の物販限定で販売している、ご当地プレートがお目当てなんですね。
ご当地プレートにはあまり食指が動かなかったのですが、会場でCDを購入するともらえる、直筆のサイン色紙は是非欲しい、と言うことで、
持っていなかったCDを購入し、無事にサインをゲットできました。
2.会場のセットなど
開演まで時間があったので、しげしげとセットを見学。2階席だったので細かいところは見えませんでしたが、舞台下手にはバーのような建物とドアがありました。ここから出てくるんだろうな、と予想。
舞台を横切るようにして、鉄道の高架のような施設があり、舞台上手にはスプリンクラーのジャケットに出てくるホテルが。これは本当にこのままのイメージでした。
3.セットリスト
01.ポケット・ミュージック
02.SPARKLE
03.いつか(SOMEDAY)
04.メドレー(春が来た~ドーナツ・ソング~ハンドクラッピングルンバ[大滝詠一]~Willie and the Hand Jive[Johnny Otis]~ドーナツ・ソング)
05.僕らの夏の夢
06.風の回廊
07.Guilty(鈴木雅之)
08.FUTARI
09.潮騒
10.ターナーの汽罐車
11.It's not unusual(TOM JONESカバー)
12.THE WAR SONG
13.SO MUCH IN LOVE
14.Stand By Me
15.クリスマス・イブ
16.メドレー(蒼氓〜Pepple Get Ready〜 Blowin' in the wind〜私たちの望むものは〜希望という名の光〜蒼氓)
17.Get Back In Love
18.メリー・ゴー・ラウンド
19.LET'S DANCE BABY
20.高気圧ガール
21.CIRCUS TOWN
EN2.Ride On Time
EN3.THE THEME FROM BIG WAVE
EN4.Last Step
EN5.YOUR EYES
4.個人的な見どころメモ
05.僕らの夏の夢
夏のナンバーは色々とレパートリーを持っていますが、比較的新し目のナンバーを。というMCから始まったのはこの曲。このあたりから僕もリアルタイムで聴いていた世代の曲になります。
一人暮らししていて、新宿バルト9のレイトショーでエヴァ破とサマーウォーズをハシゴで観た青春時代を思い出しました。
曲のアウトロに原曲にはなかったちょっとしたアレンジあり。
07.Guilty(鈴木雅之)
MCを挟んで意外なチョイスのこの曲。鈴木雅之に提供した楽曲のセルフカバーです。
それまでのメロウな流れを一変させて、ドシドシと重ためのドラムと歪んだギターの音色が印象的。「Kissから始まるミステリー」や「ジェットコースター・ロマンス」でもそうですが、山下達郎がセルフカバーするとどんな曲でもこの人の曲になりますね。選曲の意外さもあってこのライブにおけるハイライトのひとつでした。
08.FUTARI
難波弘之のキーボードのソロから静かに「FUTARI」へ。ベストなんかには収録されていませんが、人気曲。この曲はキーボード(ピアノ)が印象的ですね。原曲からアレンジなし。会場も静かに聴き入っていました。いつか聴いてみたい1曲だったので、生で聴くことができて感動。
10.ターナーの汽罐車
近年、達郎さんと伊藤広規さん、難波弘之の3人でアコースティックライブを行っているそうなんですが、ターナーの汽罐車はそのアコースティックセットで演奏されてました。アコースティックの最小限の構成では曲に対しての飾り付けが一切できないので、原曲のメロディーの美しさが際立ちます。
このツアーで演奏されたこの曲のアコースティック版はシングル"REBORN"のカップリング曲として収録されています。聴いたことがない方はぜひ。
17.Get Back In Love
まさかこの曲が聴けるなんて!
全く個人的な話で恐縮ですが、達郎さんのベストアルバム「TREASURES」を聴いて、中学生の頃だったか一番最初に好きになったのがこの曲でした。
特にライブ向けのアレンジをされていたわけではなかったのですが、CDでの声と比較しても
5.MCなど
手元のメモにあるものを順不同に。内容は参考くらいに考えてもらえると。
- 2008年にコンサートを再開してはや9年。今年で64歳。来年には年金受給者になります。
- 今年のツアーのテーマはない。だから私が好きな曲やります。
- 職業作曲家は自分の好きなコード進行、歌い方ではなく、歌い手のキャラクターに合わせた曲作りをしなければいけない。80年代に描き下ろした曲で、自分とはキャラが違うけど、この年になるともう関係ないから演奏する。(Guiltyの前)
- クリスマスイブを初演したのは神奈川県民ホールだった。スタッフのミスで音がでないようになっていたが、初演だったため気づかず、間奏部分でギターを鳴らしたら音が出ずにびっくりした。結局その演奏はやり直したのが記憶に残ってる。(クリスマスイブについて)
2018年のライブのレポートはこちらから
okamotokamakura8280.hatenablog.com
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