しげるlog

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会社員10年めに初転職して3ヶ月間の間にやったことの振返り

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2019年の10月に人生初の転職をして、早いもので丸3ヶ月が経過した。

 

本当にどう見られているかは知る由もないけれど、自分の感覚ではまずまずちゃんと立ち上がることはできたんじゃないかと感じている。

10年間弱勤めた会社を辞めてまったく違う文化の会社に入社して、「とりあえず半年間なんとか生き延びよう」くらいに切羽詰まって考えていたけれど、また将来仕事を変える時のためにもどんなことを考えてどんなことに手をつけたのかを記録しておこうと思う。

同じように初めての転職でどうしていいか不安な人にも少しでもヒントになってもらえれば。スキルに関するところは人によっても違うので、再現性のありそうな行動に落とし込んで挙げてみる。

 

組織の中の暗黙知をドキュメント化した。

みんなが「暗黙知として知っている」けれど、「今更資料に起こしたりしない」ようなことをドキュメント化した。

現職の会社は最近になって大きく業績を伸ばして事業が成長したので、設計資料やアーキテクチャをまとめた資料などが完璧に揃っていなかったので、それを起こしていくことを最初にやった。

ツイートを遡っても検索できなかったのでリンクが貼れないのだけれど、これはtwitterで@shinyorkeさんがツイートされていたのを真似させてもらったもの。

組織に既にいる人たちにとっては自分たちでやる時間が取れないような可視化作業を新しく組織に入った人がやるのは、明確にWin-Winだった。

 

興味が持てそうな話には、直接の業務の関わりがなくても首を突っ込んだ。

自席の周りでメンバーが話している話にどんどん首を突っ込むようにした。

意図的にちょっと遅めに会社に残っていると、トラブルや急ぎ仕事でいろんな人がそこかしこに集まって小さいMTGを開催したり、ホワイトボードに状況をまとめたりしていた。自分のミッションに直接の関係がなくても、興味が持てそうな領域に関しては自分からその場に近寄って行って、色々質問したり(しょーもないことでも)出来る範囲で作業を手伝ったりしていた。

この営みは今になって効果を実感している。というのも中途入社で入ってくる人に対して、SlackやGithubなどの各種社内インフラの権限をどこまで与えるのかはマニュアル化されていないことが多いので、色んな話に首を突っ込むことでその業務にアクセスする権限を早めにもらえることになる。これはキャッチアップに大いに役立った。

 

周りの人たちの得意分野を見渡して、「空いているポジション」を探した。

これはちょっと抽象的な話になるけれど、社内で求めらているけれど「空いているポジション」を探して、ここは自分がやります!という意思を周りにも宣言するようにした。

ビジネスサイドのメンバーには、SQLを書いて簡単な分析をするような人が少なかったため、そこのポジションが空いていそうなことを早めに察知して、積極的に仕事を拾うようにした。何か1点だけでも、周りの人よりよく知っている状態になることで周囲からの見られる目も変わる。次のステップはまず社内で一番詳しくなること。

 

マインドフルネスを毎日カフェや電車の中でやるようにした。

どうしても転職して最初の時期はストレスフルなので、頑張ろうとすることで知らず知らずのうちに自分に負荷がかかっているだろうことは常に意識していた。

(それでも扁桃炎で39度の発熱をやらかしたんだけれども・・・)

なので、家族に協力してもらって朝少し早めに会社の近くのカフェに行き、Apple Watchのマインドフルネスアプリを使って瞑想をやった。人間は気持ちが焦ったり余裕がないとどうしても呼吸が浅くなるので、毎日マインドフルネスの時間をとって、深く呼吸する時間を作ることはとても効果があった。

マインドフルネスに限らず、自分の日常のストレスをきちんと察知して、それをケアするための自分なりの方法を持っておくことはマストだと思う。 

 

簡単な出来事の日記をつけた

このブログ記事の元にしたのは毎日数行でいいから付けるようにしていた「気付きの日記」を元にした。

転職してすぐの頃の瑞々しい気持ちや、不安や追い込まれたときに自分がどういう風に考えて行動する人間なのかを記録しておくためにも数行日記をつけるのはとても役立った。数行日記はこの記事を参考にしながら、空→雨→傘のフレームワークをなるべく使うようにしていた。

https://dev.classmethod.jp/etc/turn-to-mindmap/

 

【まとめ】

 

やったことをつらつら並べてみたけれど、抽象化して一言で言い切ると「give出来ることを探してそれをやる」ことに尽きる。

何かしらの方法で組織に貢献しようとして取り組んだことは周りの人はしっかり見てくれているので、変な風に慣れを出してしまわず引き続きしっかりできることをやっていこう。